About Kayra Phinisi Liveaboard
ラジャアンパットの奥深くまで、広々とした空間で心ゆくまで旅したい方にふさわしいのが、Kayra Phinisi Liveaboardです。カップルや少人数のグループで、サービスの質を損なうことなく完全なプライバシーを求める方にとって、特に適しています。全長38メートルのKayraは、バタンタ島とワイゲオ島の間を安定して航行できる設計で、うねりのある海域でも快適に進みます。キャビンは1室のみのレイアウト。最大8名様まで、完全に貸切状態でご利用いただけます。通路の共有もなければ、スケジュールの重なりもありません。この自由さが、旅のリズムを変えてくれます。ケープクリでのダイビングのタイミング、イェンブバの赤樹林をカヤックで進む時間、ワヤグの針のようにそびえる島々の前でサンセットドリンクを楽しむ瞬間――すべて、ご自身のペースで決められます。
日々のスケジュールは慌ただしさとは無縁です。朝は甲板でコーヒーを片手に、ダンピアーストレートの石灰岩の峰々を越えて昇る太陽を眺めるところから始まります。8時30分頃には、スカイフでメロディアスガーデンのようなポイントへ。硬珊瑚と軟珊瑚が密集して広がる景観が広がります。Kayraはダイビング機材を完備し、専用デッキも設けているため、装備待ちのストレスはありません。2ダイブ後は、冷たいタオルと、地元の野菜を添えたマグロのステーキランチが待っています。船上にはマッサージセラピストが常駐。本格的なスパ施設ではありませんが、アーボレック沖の静かな錨地で予約して受けるトリートメントは、まさに至福のひとときです。
夜は自然のリズムに身を委ねて。夕食の時間も固定されておらず、クルーはゲストのペースに合わせて対応します。ある夜は早めに食事を済ませ、波止場近くでドワーフシーホースを探しに上陸するかもしれません。また別の夜は、上層デッキで生物発光を眺めながら船上で過ごすのも良いでしょう。Kayraのデザインは伝統的なphinisiのスタイルと現代的な快適性が融合。チーク材の内装、開放的なリビング、日陰のある屋外ダイニングが特徴です。ジムやシアターはありませんが、海洋生物図鑑のコレクションや、見たばかりのヌディブランチをすべて名前で教えてくれるナチュラリストがいます。
3日2夜の旅程は、ラジャアンパットのハイライトを無理なく巡るのに最適です。1日目は午後遅くにソロンで乗船後、イェンブバのマングローブ水路をカヤックで進みます。根の下には若いワッベゴンが隠れています。2日目は北のワヤグへ。往復半日がかりの航程ですが、見晴らし台からのパノラマビューと、その下に広がる完璧なリーフには圧倒されます。ケープクリやブルーマジックでのシュノーケルでは、潮流に乗って群れをなす魚たちが眼前を泳ぎます。3日目は、色鮮やかなソフトコーラルと干潮時にリーフを這うエポーレットシャークが見られるアーボレックジェッティを訪問後、ソロンへ戻ります。
Kayraは完全プライベートチャーター制のため、ルートは柔軟に調整可能です。ダイビングを重視するグループには、ファム諸島周辺の追加ポイントを設定できます。写真撮影を目的とするなら、ペネムのラagoonで夜明けの光を長く楽しむことも可能です。ただし、モンスーン期の長距離航行には適していません。ベストシーズンは10月から4月。海が穏やかで、透明度が20~30メートルに達します。7~8月は風が強くなるため、多少の揺れは覚悟が必要ですが、ディスプレイスメント船体が他の船より安定した乗り心地を提供します。快適さの背景には、遮光カーテン、強力な淡水シャワー、そして控えめに気配りするプロフェッショナルクルーの存在があります。










